質屋の仕事はいつも危険と隣り合わせだ。
お客様の持ち込んだ品物をお金に換算する。いわゆる査定…
そのバランスはイコールでなくてはならない。
そしてその中には決して取引してはならない不正品が紛れていることがある。いわゆるコピー品といわれるものである。
コピー品は日々進化し今は”スーパーコピー”から”ミラーコピー”といわれ精度がかなり上がってきている。
こちらもその小さな違いを見つけるために同じスピードで勉強していかなくてはならない。
大きい取引はいつも寿命が縮まる思いである。
そんなコピー品をかなり意識して生活している私がこともあろうにコピー品を購入してしまった
(-_-;)
それはアルビオンという会社が出している Elegance というブランドの化粧品(定価11000円)だ。
丁度使い切った為何気にメルカリで検索してみるとそれがメルカリで6900円で出ているではないか!?
もちろん未開封だ。これはお買い得!出品者の評価も確認し購入を決めた。
購入した翌日に商品到着!
迅速な対応ありがとう~
勢いよく開封!そ、そこにはちょっといつもと違うコンパクトが現れた
え、まさ、か、、、えっ
違う!違う!ちがーう!コンパクト開け辛い!いつもの良い香りが全くしない!
やっちまった💦💦
やっぱり変な欲を出すとこういうことになるんだなぁ~反省反省
そこで気を取り直して私も時々参考にさせてもらうことがある正規品との違いの検証をここでしたいと思う。
何かの参考になれば嬉しい。
まずは外箱…
金色は正規品が落ち着いた金色に対しコピー品は若干ギラギラした感じがする。
またPARISの文字も正規品は大文字である。
でもシュリンクもしっかりしてありこれだけでは判断できないほど精度は高かった。
保存袋と説明書…
保存袋の縫製はとてもきれい。
タグも本物と見比べなければ気が付かない。正規品は布に光沢があり金色が薄暗いところでもきれいに光る。
説明書に関しては通常のコピー用紙にそのままコピーしたであろう、、ちゃちな感じだった。
※この辺から???の気持ちが強くなってきた。
コンパクト…
ケース
正規品はピンクゴールドのような色目。ロゴの中の粒一つ一つが六角形。良い香り。
不正品はイエローゴールドで、ロゴの中の粒は丸い石ころがごろごろしている感じ。臭い無し。
何しろ開け辛いことにとても驚いた。何度かプッシュしなければ開かず、落としてしまいそうになる。開け方は爪を間に差し込む感じで開けるのが良いとコツを掴んだ
。
正規品は一度のプッシュできれいに開く。
パフ
パフのロゴリボンはコピー品は光沢があり布目が荒い。また両サイドの留めがきっちりしておらず大袈裟に言えばハの字の状態。
以上 私が気付いた点です。
比較できる正規品がないことには分かりにくい良くできた商品です。
不正品はこの商品に限らないと思いますので
皆様 常識外の安い商品には気を付けましょう
【エレガンスコピー品比較】【Eleganceコピー品比較】
※2023.9月現在の情報です。仕様は変更されることがあります。